先日は勤労感謝の日で祝日。が、勤労への感謝のあまり、私以外の家族は皆勤労へ行きました。ひとり家に残されて、仕方ないから近くの山に登ったり、猫を愛でたりしてました。山頂から眺めた景色が素晴らしかった。しかし、この眼下では現在進行形で勤労してる人がいるのだなぁと想像。申し訳ない気が、これっぽっちもしませんでした。きひひっ。
まあ、普段私も勤労してますが、一日のうちどのタイミングが一番忙しいかというと、体感的には勤労中ではなく、勤労を終え帰宅した直後な気がします。やるべきことが怒涛の勢いで押し寄せてくる。玄関でその日履いた革靴をケアし、洗面台でうがい手洗いを済ませ、洗濯機がいっぱいになってたら回し、外に干してた洗濯物を回収。すかさず台所で米を研ぎ、お風呂を沸かし、なんてやってるうちに家族が帰ってきて家事をバトンタッチする、みたいな感じ。
寛ぐ時間もありますが、それさえ、有無を言わせぬ連続的な流れに巻き込まれる感じでして、風呂に入り、ご飯を食べて、酒を飲むなどし、やっとこうしてブログを書いているのです。忙しない流れの果てに、なだれ込むようにしてブログへ辿り着いてる感じがある。で、キリのいいところまで書いて、適当に画像を貼ったあたりで気力が無くなり頭がパーになって使い物にならなくなったら、全てを放棄してお布団にもぐり込みます。おやすみー。
こんな感じの日常が3年くらい続いてます。当ブログの初期からの読者はご存知かもですが、元々このブログは、私がニートになったタイミングで開始され、1年かそこらプラプラしながらブログを更新してました。2019年から2020年にかけてです。その当時の更新ペースは、今の自分からすると凄まじい。週に5記事のペースで書いてました。仕事の代わりにブログを書いていたようなもんです。それから再就職し、今は大体３日に１本のペースで仕上げています。
当然ながら環境が変わりましたが、ブログを書くモチベーションにそこまで変化は無いと思います。ただ、1日を自由にできた日々と、今はだいぶ違います。日常の大部分が仕事やその他の雑務に塗りつぶされて、余白でなんとか趣味をやっている。じゃあ、仕事とか家事を放棄すれば、昔みたいに毎日更新のレベルでブログが書けるかというと、それもおそらく違う。あれ以上ニートが続いていたら、どこかの時点でとっくにこのブログは途絶していたと思います。
逆説的かもしれませんが、時間の余裕のなさが、かえってブログを継続させているように思います。日々、やらなければならないことが押し寄せてきて、それらを解消していった先にある余力、もしくは「慣性」のようなものの勢いを借りてブログを書いているような感覚。それがゼロになれば行動限界がきて、あとはもう、お布団に潜るしかない。ブレーキを甘くすれば1日にできることが増えるけど、それは自分の体力や気力との絶妙な相関関係から成り立っているわけですよね。しかも、それらは確実に減衰していく。とかいってるうちに限界が来ましたので布団に潜らせていただきます🥱
