口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

クマには逢いたい幻想。

 

る世間は熊ばかり。秋田県のある地域では、外を歩いてる人の数より、ぶらついてる熊の数の方が多いとかいうやべえ話を聞きました。野良猫ならぬ野良熊か。東京の町田ですら熊が出る世の中になってきている。そんなこんなで、身を守るために狩猟免許取るって人、増えてるそうです。

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世間は熊に慄いてるわけですが、当の私はというと、休みの日にわざわざその熊の出そうな森の中をトレッキングするなどしています。自分でも呆れる。一応、熊鈴と犬笛、グローブを装備し、匂いの出る食料は持ち歩かないなどしてますが、そんなことしたところで熊に逢う時は逢うのでしょう。今まで生身で出会ったことはないですが。


ところで、「逢う」って、打ったら予測変換でいきなり出てきたんですが、確かにこの「逢う」って感覚、私が熊に期待していることと一致してると思います。ぶっちゃけ、私は熊に「逢いたい」です。もちろん襲われたくはない。最近の報道では、熊に遭遇すると即被害を被る「害獣」としてのイメージに傾いている印象があります。勿論そういう実態があるからそうならざるを得ないのでしょうが、同時に、被害とは無縁の遭遇もまた多くあるのだろうなとも想像します。

 

 

熊に限らず鹿や猪でもそうですが、たいてい報道されるのは何かしらの被害報告か、被害を恐れての注意喚起のようなもの。害の生じない出会いは報道の対象にならない。まあ、そのあたりはSNSや動画サイトで投稿されてたりもしますが、そういうのってよく、「熊と遭遇した恐怖の瞬間」みたいなよくあるタイトルがついていて、人に被害をもたらす対象としてのイメージを助長するものになってたりしますね。実際には何事もなくニアミスしただけだったりするのに、人間側が騒々しい。


普段、私が自然の中を歩きながら密かに期待しているのは、野生動物と何事もなくすれ違うことです。これまで、🦡🐒🦅🦌🐍あたりにはばったり出会いましたが、まあ、穏便に済ませられました。熊はまだ経験がありませんが、すぐ近くにいる気配は感じます。足跡はしょっちゅう見つかるし、糞もまだ時間が経っていないものを見つけたりする。熊が通ったのと同じ道を、熊より少し遅れて通っている感覚があります。だから、たまたま熊と私の時間が重なることも十分あり得ます。


もしくは、熊からは気づかれているのだけど私が気づいてないってこともあり得る。こちらが知らないうちにすれ違っているのかもしれませんね。もはや時間の問題な気がしますが、僥倖か、まもなく冬が来ます。そしたら、私はこたつに潜り込み、熊は穴で冬眠する。お互いに安全地帯に篭るわけで、そのあいだはとりあえず大丈夫ですかね(何が?)。で、春になったらお互いにまた行動開始する。なんとなく、熊とはバイオリズム的にシンパシーを感じる。ということで次のオフ会は「熊に会えたらいいね会」をどこかで開催致しましょう🐻

 

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名前にBearがつくバンドといえばパンダ・ベア。