口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

私は食堂になりたい。

 

炊を意識し始めたのが18歳くらいだと思います。みんなそのくらいじゃないですか。社会に出たり大学へ行ったりして、一人暮らしスタートからの、コンビニで売ってる野菜ミックスとツナ缶なんかで雑な野菜炒めを作り、蛍光灯がちらつく薄暗い部屋でひとり食べる。なんてな体験をみんな共有しているはずだ。夕飯はルヴェ・ソン・ヴェール駒場で食ってましたなんて貴族はここにはいない、多分。

leversonverre-tokyo.com


私も野菜炒めあたりから始めて、肉じゃがを作り、ムニエルなんかをやりだし、春巻きを揚げはじめ、大抵の料理は作れるようになったかもしれません。自信を持って言いきれないのは、たぶん作れるけど、めんどくさくて3年くらい作ってない料理がザラにあるからです。コロッケとか。作り方はわかるけど急に作れと言われたらなんか失敗しそうだし。


それと、根本的な話ですが、よっぽど料理好きで研究熱心なら、どんどん調理技術を上げて、レパートリーを増やしていっていいと思うんです。でも、私は正直そこまでってわけでもない。自分が好きなものを、ある程度自分で作れればいいかぁぐらいの感じでやってきたのです。もうそんなに調理技術に関しては広げていかなくていいかもなって思ってます。作る自信の無いものは、素直に食べ行く。それでいいじゃないか。

 
今夜はうどん&クリームシチュー定食です🧑‍🍳


調理スキルをどこまで備えるかっていうのは、人によってまちまちでしょう。自分の店を構えたいなんて人は、中途半端で妥協するのが難しいでしょうが、私は到底そこまで目指してはいないので、もうこれくらいでいいかと、諦めというか悟る事ができる。逆にそれをやらないと、料理の世界は奥深すぎて遭難してしまうかもしれませんよ。ある程度、なんのために、また誰のために料理を作るのか。目標を定めた方がいいのかもしれない。


そういう意味で、私が料理をつくる、そもそもの「テーマ」として、「自分が自分のための食堂になれればいいな」と考えているところがあります。これは自炊を始めた頃の「初心」の延長上にあるものです。「自分の食べたいものを自分で作れればいいよな〜」と、焼きそばみたいな簡単なものから作り始めたのが自炊の起点だったはずなんですよ。そのうち、自分の好きなものばかりメニュー表にある食堂の店主のようになれればいいなぁと、私は夢想し続け、肉を切りニラを炒めてきた。

 

それから10年以上経ち、まあ、そうなれたといえばなれたわけなんですが、私の中に構える食堂のメニュー表は、整理できないまま、すっかり混沌と化しました。なんでも作れるようで、なにが作れるか自分でもよくわからない。あと、ここが肝心なところですが、自分が何を食べたいのかが自分でもよくわからなくなってしまったのです。食べたいからというより、「野菜とらなあかんな〜」などと、マイナスにプラスを足してゼロにするみたいな食生活になってきた。色々めんどくさいので今夜は湯豆腐にしようと思います。

 

youtu.be

コロッケはあと3年は作りたくない。