口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

見張られている老人と若者。

 

の前、私の地元で自動車の暴走事故がありました。10代の若者2人が巻き込まれて、片方が死亡という痛ましい事故でした。運転していたのが70代とまあまあ高齢の方。本人がアクセルとブレーキを踏み間違えたと話しているようですが、事故現場は駅前のロータリーで、しかも出口から進入していたらしい。当然ながら道路交通法違反の側面もあるわけで、本人の認知特性の調査なんかもあるんでしょうかね。こういうと悪いかもですが、高齢者が起こす典型的な事故という感じです。


そんなことがあるかと思えば、またまたバイト中に若者が「バイトテロ」を起こし、本人がその様子をSNSに投稿したら炎上したりと、前にも見たような光景をまた見てる感じがこのところずっとあります。高齢者の運転によるトラブルだって「またかよ」って感じでデジャブっぽいし。世の中でトラブルを起こすのは「老人」か「若者」と相場が決まっているかのようだ。


と、感じるのはまだいいとして、これが確信に変わるのは危険ですよね。すると、若者と高齢者を敵対視して排除するような言説を支持したりとか、自分でも発信したりしてしまうかもしれない。自分が敵視している世代に、将来的にその当人もなるわけですから、その時になって、「なんでこんな高齢者に辛く当たる人間が多いんだ」なんて憤ったところで、これは貴方がたが前もって用意した状況なんだよと言わざるを得ないように思うのですが、どうでしょう。

 

 


そういえば、こないだ東京で雪が積もった時がありましたよね。すると毎度のこと、いかにも人が転びそうな所にテレビ局のカメラがスタンバイして、実際にカメラの前で転ぶ人がいっぱいいて、「大丈夫ですか〜」なんてスタッフが声をかけるまでの、定例行事のような映像がニュースで流れました。ああいう感じで、何かしら失敗を起こしそうな界隈を前もって見張っておき、実際にトラブったらネタにする。この感覚が常々、若者と高齢者にはついて回っていると思うのです。


実際、若者は未熟さと経験不足で、高齢者は身体機能や認知機能の低下によるトラブルを起こしやすいとは言えるので、警戒感は感じている人は多いはずです。その感覚に沿うようにして、メディアは若者と高齢者のトラブルを特に取り上げやすいのかもしれないなと想像します。逆に、若者の成功や、高齢者が驚くような成果をあげたりすると話題に上りやすいのも、世代的に両極端に位置しているからこそ、視線が集まりやすいことを見越しているのかもしれない。


そこに弊害があるとすれば、上でも書きましたけど、因習的な不信感を後世に回していくことですかね。ある世代に監視的な目を向けることに染まると、時を経て、まんまと自分が監視される側に回るということを、飽きもせずに世代間で繰り返していくことになる。個人的には、監視ではなく、「見守る」という感覚で広い世代を眺めることに慣れることで、呪いを受け継がないようにしたいとは思うのですが、どうなるものやら。

 

hiyokomagazine.hatenablog.com

同人誌の方で短歌を投稿しました。短歌で成功してウハウハしたいね(俗物)