口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

ブログは紙飛行機。

うっかりしてはてなを登録解除してしまい、この世の中を呪ったり、特売で買ったハーゲンダッツへ無闇にオリーブオイルをかけて食したりしていました。心にすっぽりと穴が開いたようでしたが、2日寝たら塞がれたようです。そして、これを書いています。

 

そういえば、なんで自分がブログを始めたかというと、「目標のないものを続けていこう」という魂胆があったからです。もうずいぶん前からですけど、時間を切り売りしつつ、確実に成果を出せるような、様々な圧力に取り囲まれているような気がして、窮屈な思いをして生きていました。

 

無職になった機会に、いったん圧力を振り落とした上で、自分のやりたいことを考えみると、文章を書くことかなと思い、はてブに登録しました。やってみると、案外書けることが多く、半年間続きました。読んでくださる方も増えて、「このままずっと続けるとどうなるかな」と期待していた、そんな矢先の出来事でした。

 

正直がっくりと来ましたが、同時に、半年間ブログに注力していた事実は残ります。特に目標も立てずにやっていましたが、二日に一回は更新していましたし、なにより「やりごたえ」がありました。

 

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そういった前向きな要素はどこから来ているのかというと、自分の中だけで完結させていないからでしょうね。もちろん自分ではある程度、出来にはこだわっており、完成した文章をブログに投稿しているわけですが、自分の手元から離れたところに漂わせておくと、「自分のこだわり」みたいなものが薄らいで、軽やかな印象になります。

 

自分で書いたものが大事ではないというわけではなく、大事なことには変わりないけれど、「自分だけ」のものではなくなり、自由なところに浮いている感じがしました。どんどん積み重なっていくのではなく、書けば書いただけ、紙飛行機になって飛んでいく、そんなイメージです。

 

この紙飛行機は、どこかへ届くこともあれば、墜落することもある。自分の所へ戻ってきたりもする。どうなるかが保証できないけれど、それが楽しい。だから続ける。ブログも同じことだと思います。どこへ行くか、目的地が最初から分かっていたら、つまらないのです。

 

目標もないし、たいした目的もない。そういったものを続けていきつつ、逃れられないこの世の圧力にも対応していく。そんなふうに、今後もブログを書き続けられればと思っています。