口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

ニートも休み休みやれ。

(今年の3月ごろに一度投稿したものを修正しました。無職なら、いくらでも休めて気楽だねと思う人が多数でしょうけど、そうではありません。どんな状況であれ、人間にとって時間とは、厄介なものなのです)

 

★★★

 

朝が来るたびに、数時間という単位ではなく、丸ごとの一日が手に入るのがニートの醍醐味です。この一日をどう泳ぐのか、その人次第であり、泳ぎ方が下手だと、押し寄せてくる膨大な時間の波にさらわれて、溺れることになります。

 

だから、上手く泳ごうと思って精進しています。ブログは時間のサーフィンとしては非常にいい感じで、気づくと1時間や2時間は経っています。あとは、将来の計画を練る、筋トレ、散歩、読書、ウクレレを弾く、和室にてエロ動画を凝視する、フランス語の勉強、バイクの整備、庭をうろつく、掃除、妄想をたくましくするなどして過ごしています。

 

気になるのが、午後の2時か3時頃、急に電池でも切れたかのように眠たくなる現象。これは働いていた頃には無かったことです。中学生とか高校生の頃を思い出す。午後の、やたら眠くて、天国だか地獄だかよくわからないひと時。あんな感じで、急に強力な眠気が襲ってくるのです。

 

体の欲求に素直になってそのまま布団にもぐり、30分ぐらい寝ようと思って目をつぶり、目を開けると、部屋全体が茜色に染まりきって、一瞬ここがどこだかわからなくなる。時間を見ると、軽く2時間は経っていてビビる。そして、今日の明るいうちにやりたかった、あれこれの為の時間が昼寝に消費されてしまったのを、近所の子供が吹くへたくそなリコーダーの音色を聞きながら後悔するのです。「マジ卍なんだけど~」などとほざきながら。

 

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夜中の睡眠の質は問題ないと思います。もう10年近く同じ寝具だけど、とくに寝心地の悪さは感じない。すると、日中の時間の使い方に何か問題があるのだろうか。一日をよく思い出してみると、そういえば、休憩らしい休憩を入れていないなぁ、と感じます。

 

午前中ブログを書き終えたら、そのまま間隔をいれずに運動をし、今度は部屋の掃除をするとか、行動がとにかく連続していて、隙間が見当たらない。休憩といえるのは食事の時ぐらいか。それだって、大体スマホか、新書みたいな片手で持ちやすい本を眺めながら食べているときが多い。

 

一日中が好きなことで埋められる。だから休憩は要らない、という感覚でずっと過ごしてきた気がする。その疲れが出てきたのだろうか。好きなことをしている=休憩という考え方を改めた方がいいのかもしれません。私は、休憩が必要なほど一日中好きなことをしている。だから、それはもはや仕事なのです。

 

頭も体も一切働かさずに過ごす時間を意識していくことも必要かもしれない。外に出かけると、どこかのベンチでぼーっとするのが好きでよくやっているけれど、家にいるときにも意識していくようにするといいかもしれません。ただ天井をながめて、何も考えずに時間を流すように過ごしてみるとか。

 

あとは、時間割をつくってしまうというのもいいのかもしれない。50分何かをしたら10分休憩みたいな。時間割表みたいなのをつくって壁に貼っておきますか。

 

ニートができるうちは最適な過ごし方を模索してみようと思う。私のニート生活は、明らかなリミットがあります。資金的な面もあるし、気持ちの上でも。理想としては、今の生活態度に近い状態で仕事ができること。そのためのスキルや環境の準備を、今年はやっていくつもりです。

 

存在と時間〈上〉 (ちくま学芸文庫)

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