口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

「仮設の映画館」に行った。

 

題「#おうち時間

 

元々、そこそこのステイホーム人間なので、自粛にはそれなりに順応しているかなと思います。正直そんなに辛くありません。気分転換がしたい時は、一人きりでバイクに乗って、誰もいない自然環境の中にいれば回復します。

 

とはいえ、以前のように図書館、カフェ、ラーメン屋、映画館なんかに行きたいなぁーと凄く思います。怖いのは、外出自粛が緩和されて、自由に外で行動できるようになったときに、馴染みのある施設やお店がすっかり潰れて無くなっていることですね。そういう居場所があるからこそ出かけたくもなるわけで、それが無くなれば、出かける楽しみも欠けてしまいます。

 

それは嫌ですし、なんとか行きつけの場所には生き残っていて欲しいところ。私も、少しでも地元の力になれることがあればいいなと思ってます。幸いなことに、同じように思っている方はたくさんおられるようです。それで、今回紹介したいのが「仮設の映画館」という取り組みです。

 

www.temporary-cinema.jp

 

詳しくは上のサイトを見てもらいたいのですが、簡単に説明すると、コロナウィルスの影響で映画館の経営も危機に陥っていると。このままだと閉館や廃業するところも出てきて、「映画館で映画を観る」という文化自体危うくなるかもしれない。特に大手ではない老舗や小規模な映画館なら尚更。それを食い止めるため、ネット上に「仮設映画館」を作り、チケット販売を通じて映画の関係者に資金を供給する。という感じです。

 

この企画に賛同している多くが、全国にある大手ではない劇場・映画施設です。大手では扱わない作品を上映するような、どれも味のある施設なわけです。私の地元にも「フォーラム」という老舗映画館があり、自分はちょくちょく通っておりました。

 

www.temporary-cinema.jp

 

それでつい最近、私がその「仮設の映画館」に行って観てきた映画がこちらです。この映画ですが、知り合いから教えられて興味を持ち、観ることにしました。鑑賞方法は上のサイトをご覧ください。特徴的なのは、オンライン上で「映画館のようにチケットを購入」した後、「どこの映画館で観るか」を選択できることです。

 

私は地元の映画館を選びました。すると、vimeoという動画サイト上に作られた「仮設の映画館」の会場に移り、そこで鑑賞することになります。

 

  f:id:star-watch0705:20200503113342j:plain

 

今回観た『精神0』の感想はとりあえず置いときまして、「仮設の映画館」に行った感想としては、「ラクでいいなぁこりゃ」と(笑)。映画館で観るのは「折り目を正して映画観てる感」があっていいんですけど、ごろごろ寝っ転がったり、ちょっと疲れたから一時停止して休むなんてマネはできません。家だとそれができちゃうのが良い。やっぱ家は最高かよと思わざるを得ませんでした。ただ、これを映画館の大スクリーンで観たら、その没入感は家で観た比ではないんでしょうね。

 

チケット代は2000円近くとちょっと高め。定額動画配信サービスの月額料金に慣れてしまうと尚更ですが、映画のラインナップはどれもマニア臭がして、どこの配信会社も取り扱わなそうなものばかり(笑)。

 

どうぞ興味がありましたら、「仮設の映画館」を覗いてみてください。ただこれはあくまで仮設。本物の映画館にも足を延ばせる日を待ちながら、今後も利用したいなと私は思います。