口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

花粉症仲間と語らいたい。

 

型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため首都圏一都三県に出されていた緊急事態宣言が延長されたなんて話を聞くと、これもうわかんねぇなとなりませんか。デジャビュというか。ちょうど去年の今頃も聞いた気がして、まるで時空が歪んでるかのような。「あれ?今年はいつだっけか?まだ2020年だったっけ?」思わず隣にいた弟に聞くものの、神妙な顔をしたまま何も応えてくれない。


それはいいとして、今週のお題は「花粉」とのことですが、私も花粉症がいよいよヤバくなってきました。朝と夕方、ちゃんと薬を飲まないと、人としての尊厳を保てない状態です。もし飲み忘れると、鼻の穴から顎あたりまで水浸しになり、風流を極めた人みたいになってしまいます。マスクをすれば隠せるけれど、内側は新しい生命でも誕生するんじゃないかみたいな凄まじい状態になってしまい、どうも具合が良くない。


あと、くしゃみですね。くしゃみといったら夏目漱石の『吾輩は猫である』の珍野苦沙弥先生を連想しませんか。脱線。私の場合は常にくしゃみが止まらないというより、唐突にくしゃみが止まらなくなるという感じ。5分ぐらいくしゃみが止まらなくなり、突然収まる。1時間ぐらいしてからまたくしゃみが止まらなくなり、5分ぐらいでけろりと収まる。みたいなのを繰り返します。

 

あとは常にベースとして、すっきりしない感覚が付きまとっていますね。脳を和紙でくるんでるような感じで、どうもこう思考がクリアじゃないというか。ある程度のとこまでは考えられるけど、そこから先がぼやけてしまい、考えるのを諦めがちというか。「おめぇは元からそうじゃねえか」と言われればまあそうかもしれません。はい。

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花粉症に罹って良いことなどひとつもありませんが、気休めにはなる事実として、花粉症の人には仲間がいっぱいいます。道を歩けば花粉症の人とぶつかるレベルでいっぱいいる。私の職場にも花粉症の人がそれなりにいて、まったく寂しくはありません。みんなで同じ苦しみを享受しているんだなと分かりきっているのは、心理的には楽なのでしょう。もし花粉症が滅多に発症しない珍しい病気であったとしたら、なかなかの孤絶感ではないでしょうか。


あと、花粉症の時期の利点として、会話に困ったらとにかく花粉症の話を振ればいいというラクさがありますね。「ユーは花粉症ですか」という取っ掛かりの質問から、多岐に会話が展開できる。お互いに花粉症だと判明すればもう占めたもので、交互に花粉症の苦しみを打ち明けてるだけで小一時間はすぐ経ちますよ。


実際に有益な情報が得られることもあるのです。最近聞いた話で、皮膚のアレルギーのために処方された抗ヒスタミン薬を飲んでいる人は、花粉症の症状も同時に抑えられているとのことです。抗ヒスタミン薬は色々種類もあるので、自分が飲んでいるのとは違う薬を飲んでいる人に話を聞くことは勉強になるはず。個人的には、根本的な花粉症の治療をした人に話を聞きたいなと。減感作療法とか、レーザー治療とかを受けたその後の予後なんかの話は、興味があります。

 

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コロナウィルスはすっかり社会通念のベースとなってますが、そのベースの上にインフルエンザやら花粉症やら、馴染みのある連中も相変わらずいるんだよなぁと。コロナの名前が強すぎて、コロナ以外には何もいないような気になってしまいがちな感じがする。ああそうだ。いっそのこと花粉症の仲間を10人くらい集めて、もうもうとスギ花粉が降り注ぐ森の中でガンガンに音楽をかけて、みんなでくしゃみと鼻水まみれになって踊るのは楽しそうだなと思いました。「花粉吸引レイブ」とかどうでしょう。もし参加希望の方は、お問い合わせフォームに氏名、年齢、住所を記入の上

 

 花粉乱用は、ダメ。ゼッタイ。