口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

私もリンクを支えている。

 

方というか、郊外というのか、ありがちな光景ってありますよね。長いバイパス道路があって、その両側にパチンコ屋、焼き肉屋、ドラッグストア、ゲーセン、メガネ屋、ドコモショップ、ホームセンター、仏具屋、バイク屋などなど、雑然と色んな店舗がわらわらしてる風景。私の住んでるあたりも大体そんな感じです。


もし、そのあたりの店舗のいくつかに用事があるとき、どうするかというと、まずは長いこと停めてても文句を言われなさそうな店の駐車場に車を停め、そこを拠点にして、隣り同士の店を徒歩で回るのが基本ムーブ。ニトリの駐車場に停めておいて、その隣にあるマツモトキヨシに歩いていき、ついでにまた隣のTSUTAYAに寄って、結局なにも買わずにニトリに戻って買い物して帰る、みたいな。


ところが、そもそも車を停める拠点となる店が無くなってしまうと、そのあたり一帯の店との縁も切れてしまいがちです。ドラッグストアとか、必需品を買うような店には今まで通り寄るけども、そのついでになんとなく寄っていた店とは縁が切れてき、いつのまにか店も潰れていた、みたいなことが割とよくあります。諸行無常。



で、こういうことは、ブログでも起こり得る。特にはてなブログは相互的な関係性が強いんで、その傾向が強いんじゃないかと。ブロガーひとりひとりが「リンク先」を抱えていますからね。記事にはてなスターを押す人もいるし、ブックマークをする人もいる。それぞれがリンクでもあり、アクセスしたその先にもリンクがある。だから読む側は延々と「ついで読み」をすることが出来ます。店を次々と巡るように。

 

 

ただ、困ってしまうのが、「リンク先を支えていたブログが消えてしまったとき」です。私が読者登録していたあるブログがありました。もちろん、そのブログの記事を読むのも面白いのだけど、そこはリンクの拠点のような存在で、押されたスターやブックマークも多い。その中で、更新されれば毎回のようにスターを押す方がおり、その人の書く記事もまた面白くて、スターを見かけたらいつも辿って読んでいました。


つまり、私にとってひとつのブログを読者登録することは、隣近所も一緒に円で囲んでおくようなものです。が、その円の中心にあったブログが急に消えてしまった。そのときになって初めて、すでに消えたブログを頼りにして辿れていたブログに行きつくことが、急に難しくなったことを悟ったんですね。それこそ読者登録なり、ブックマークなりで痕跡を残しておけばよかったと、悔しい思いをしました。


だから、今は面白そうなブログを新たに発見したら、読者登録は慎重に考えますが、とりあえずブックマークだけは痕跡として残します。そして、上で書いたような経験から、私のブログもリンクのつなぎ目であるという意識が強まりました。誰かにとって、このブログを通じてでしか出会えないリンク先もあるのかもしれない。なので、はてなスターやブックマークは、今後もなるべく開いておきたいなと思うのです。


こういう風に書くと、事情があってブログを消してしまうことは、つまりリンクのつなぎ目を切ることだから、悪いことをしてるんじゃないかと思う人もいるかもしれない。そこは読み手が諦めなければいいだけです。読む側が、面白いブログを探すことを諦めなければ、もう辿り着けないと思っていたリンクとも、意外に繋がることがある。だからこそ、ブログを読むのは楽しくてやめられないわけです。

 

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Chairliftってバンドの曲。疾走感あって良き。