こないだ、「秋ぐらいにオフ会やるで〜」と書いたら、反応をたくさんいただけて嬉しかったです。いろんな場所に住んでいる方々と実際に顔をあわせる場合、やっぱり融通が効く所に集合することになるのは仕方ないのです。だいたい、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台あたりに落ち着く感じでしょう。「各自、槍ヶ岳の山頂に集合しましょう」とかだと、獣に襲われたり崖から滑落して勝手に死ぬなどする人も出るかもしれぬ。血も涙もない私でさえ流石に躊躇しますよ笑。
矛盾そのものですが、「オンラインオフ会」的なものもやれればやれます。オンラインミーティングソフトで日程を合わせてとか、ちょうど私がハマってるclusterっていうメタバースで各自アバターを作ってどこかに集まって話す、みたいなこともできる。そのうち何か企画してもいいかもなんて思ってます♨️
微妙に話が変わりますけど、やっぱ都会って便利ですよね（唐突）。いまオフ会で寄れそうな店を調べているとこですが、例えば浅草周辺だけでも、私の地元を凌駕する有名スポットや飲食店の宝庫です。良さげなところを見つけて選ぶだけで、どうやって過ごすか明確にすることができる。田舎でもできないわけじゃないけれど、選択肢があんまりないから、県外からお客さんが来たらとりあえず地元の温泉に一泊させて、それからなにか名物っぽいものを食わせて帰らせるみたいなパターンに毎回なります。脳をなるべく使わずにもてなしたい笑。
こういうところに子供連れてくと狂喜する。
まあ、観光地などが乏しい代わり田舎には自然がありますが、「せっかく遠くから来てもらったんだし、ちょっとそのへんの森にでも行きますか」とはならないですよね。「え、なんで森に行かせようとすんのよ」とか突っ込まれるはずです。観光地とは違い、川や森といった自然環境へ誰かを誘う場合は、ある種の一致がないと切っ掛けが作りにくいですね。お互いに釣りが好きだとか、そういう「同志」ならば都合がいいわけなんです。
田舎と都会での楽しみ方の根本的な違いはそのあたりだろうなって昔から思ってるんですよ。田舎ほど、その場所を活用して楽しむには意志的にならなければならないことが多い。逆に都会は、こちらがそこまで意志的にならなくても楽しめるものはいっぱいある。そういう意味でも、お互いに趣味も好みも違う不特定多数の人と集まって楽しむ場合なんかは、個々に対する配慮をできるだけ自分に課さずに、豊富な要素があふれる環境に課してしまえるところがあるので、気分が楽なんですよね。
逆にいうと、田舎は「意識が高い」というのか、目的が明確な人を誘って楽しむには向いているのだと思います。「滝の写真が撮りたい」という人に、その場所を案内してあげて、その人が満足そうにしているのを見るとこっちも嬉しいですしね。何かしらを求めに来た人にガイド的な役割ができると、田舎での生活も退屈しないのではないか、と考えて実際にそういう仕事をしている人も身近にいますし。田舎ほど思考（妄想）を巡らせてあれこれと考えてる人は多いのかもしれません……🍄
最近聴いているSlow diveの新譜。9月リリース予定の新アルバム、すごい楽しみだ。
