口から出まかせ日記【表】

酢の物が美味しい時期になりまして。

お酒と多様性と失われるもの。

 

暑がガチで残暑してます。9月に入ったのに暑苦しい。そのストレスによるものか、私の酒量が増え、毎日飲んでおります。飲むだけじゃなく食欲も増加。シュークリームを二個連続して食うなどしており、暴飲暴食の結果が怖いです。11月にはてなブログの人とオフ会をやる予定ですが、ぽんぽこぽーんと飛び出た腹を丸出しにしつつ、「やあやあ皆さんご機嫌よろしゅう」なんて出現したら皆さんどう思われるだろうか。


話が変わりますが、初めて会う人といろいろ話をしていくうちに、互いにお酒が好きであることが分かると、「ちなみにビールはジョッキで何杯イケますか」なんていう会話の流れになるものですが、それを聞くと(あ、これはちと僕とは酒の嗜み方が違うか)という感じになり、さらによくよく話を聞くと、相手は酒好きではなくて単なるアル中じゃないかという疑念が湧いたりするものです笑。


まあ別にアル中レベルじゃなくても、世の中、お酒を飲む=量を消費するという感覚の人がまだまだ普通に多い印象ですね。もっぱら、ビールやハイボールなどをどのくらい飲めるかという感覚で、お酒と接している方々が業界を支えているでしょうし、当然、CMではビールやハイボールの宣伝ばっかりしている。私の大好きな日本酒のCMなんてほとんど見かけません。酒どころである私の地元ですら、大七とか會津ほまれ等、数多ある地酒メーカーのうちCMを見かけるのは数えるくらいですし。

 

 

私は日本酒をちびちび飲んで、大体2合か3合ぐらいでその日はやめとく、みたいな低ペースの飲み方が好きです。これはもうどこに連れて行かれようと(そりゃ、多少変動はありますが)守りたい自分の作法みたいなもの。逆にいうと、すごくお酒が飲める人が、自分の酒量に他人を強制的に付き添わせるような場はなるべく遠慮したいし、時代の流れとして、だんだんそういうのが無くなっているようなので本当に良かったと思います。


しかも、ここ数年は低アルコール飲料や、ノンアルコールの波が押し寄せて、アルコール飲料の立場そのものが変化してる感じがあります。中間層というのか、アルコールの有無にこだわらない、味が良ければいいという人を取り込んでいる感じですか。一方で、私のように「大替品じゃ満足できん」って人は相変わらず好きな種類にこだわるでしょうし。そんなこんなで、お酒の飲み方や向き合い方に多様性が広がり、それぞれを尊重する世の中になっていくのは、本当にいいことだなと感じるのです。


でも、それは様々な喪失とセットになることも覚悟しておかなければならないのでしょう。今後、数十年のうちに国内の酒造メーカーは整理され、特に日本酒の蔵元は経営破綻して、どんどん吸収合併されていくんじゃないか。私の好きな銘柄もいつまで生き残るかわかりません。選択の多様性が増えることは、個々の業界の採算の縮小につながり、ニッチな商品を懇意にしていた人から、その楽しみを奪うことにもつながる。多様性って、実際は犠牲の上で成り立っているんだと思いますし、それをみんなで少しずつ痛み分けするような感じでやっていくんだろうなってことを想定してきたいです。

 

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最近はオリヴィア・ロドリゴのニューアルバムを聴いている。