口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

生存戦略的予約注文。

 

ンタクロースの予約はお済みですか。現代のサンタクロースは派遣業。こちらから呼ばなきゃ来ません。勝手に来るのはNHKの集金かエ○バの証人と相場が決まっている。

santakuru.tokyo

例えば、こういうとこで抽選予約をし、抽選に選ばれた上で料金を支払えば確実に来るわけです。でも、ここだと東京23区以内は交通費無料で、23区外だとスタッフ2名分の交通費を出さなきゃならないみたいだ。仮に貴方が青梅市あたりに住んでるならば、サンタとトナカイの交通費を賄う必要があるということですか。寒空の下、貴方の家を目指して青海街道をゆくサンタクロース。


ちなみに我が家へサンタが来たことはありませんが、クロネコヤマトの兄ちゃんがたびたび来ます。今の時期は家族揃って財布の紐が緩むので、それぞれがネットとかで注文したものが届くのです。私が予約注文してるやつも今週中に続々と届く予定。お、ていうか、クリスマスに開けるつもりのお酒がちょうど今しがた届きましたよ。楽しみだ。


話が変わりますが、私はこの手の予約が上手くなってるんじゃないかと思います。生活していて、ちょうど意識がダレてくるようなタイミングで、自分に何かを贈るのが上手くなった実感があるということです。Amazonほしい物リストに自分の欲しいものが大量に登録してありますが、欲しいからといって衝動的に注文するのではなく、いつそれが届くと私は嬉しいか、また、それが届くまでの期待感で何かを乗り越えられないか、と、そんなことを想像するようになりました。

 
届いたお酒がこれ。

つまり、物で自分を釣ることにより、心理的なコンディションの維持を図り、社会生活を乗り切ることに期待をかけるということですから、もはや生存戦略的な技術になってきている笑。戦略ですので、今月のカレンダーを眺めて、どこで自分に物資を投入するかを定めるわけです。「この週はだいぶキツそうやな〜」などと想像をめぐらし、例えば週の中間、水曜日あたりで自分に何か「支援物資」を贈るようにしたりとか。


何かがその日に届く。これが静かな期待感となり、漫然と一週間を受け入れるよりは、フックの効いた気分で過ごすことができる気がする。何が届くかは、もしかしたらそこまで重要ではないのかもしれません。とりあえず何かが届くこと。また、届くまでに猶予のあることが、自分の心を強靭にする。「あれが届くまでは死ねるか」の心意気で日常の些細な諍いを乗り切るのですよ。


まあ、Amazonプライムお急ぎ便なんか頼めば早く届きますけど、私は注文したものがすぐ届くことが幸せにつながるとも思えません。猶予が消えることで失う幸せもあるはずです。クリスマスプレゼントも、待っている間が幸せなのですよね。何が届くかなぁなんて想像しながら眠りにつき、目覚めた自分の枕元に、箱入りの貼るホッカイロとヒートテックの上下が置いてあって、なんや今年はいやに実用的だななんてがっかりするぐらいだったら自分に確実な褒美を与える方法を取りましょう。

www.aizu-concierge.com

ちなみにその届いたお酒というのが、福島県会津にある「開当男山酒造」のオーク樽貯蔵大吟醸というもの。見た目、ほぼほぼワインなのでクリスマスに開けても違和感なさそう。