口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

サブカルは合言葉。

 

ットをフラフラしてたらこんなのを見つけました。

togetter.com

サブカルチャー的なものを扱うお店の人に、「最近のサブカルっていうとなんですか」と聞いたら、「ないですね。強いていえば本」などと返ってきたという話に反応が集まったようです。「本」がメインカルチャーだと思っていた人たちの動揺が窺える。定期的に書籍を買い、図書館で借りて読み、ちょうどいま資格勉強も紙の本でやっている私の中では、まだまだメインを張ってるカルチャーなんですけど。世間的には立派なサブカル人間なのか、自分。


ちょいと話が変わりますが、そもそも当ブログは、私の「サブカル」として始めたフシがあります。ブログを始める以前も色々と趣味があったのですが、新鮮味が感じられなくなり、停滞感を抱いたために、新しい挑戦をする気分で始まったはずなのです。ただ、すっかりブログを書くことも日常化し、ブログを起点に人間関係も繋がり、実際の生活に影響している。こうなれば、もはや「サブカル」などとはいえないでしょう。サブカルにしては影響が明るすぎるぞ笑。

star-watch0705.hateblo.jp


いくつかサブブログも始めてみたものの、自分の中でメインカルチャーになったブログ執筆を、再度「サブ化」するってのも、考えてみれば妙です。んじゃ、そもそもサブカルってなんなんだよって話になる。「そう難しく考えなさんな。なにをどう足掻こうが、ブログ自体すでに相当なサブカルだよ」なんて皮肉が飛んできそうですが、自分がやっている分野が世間的に流行ってるかどうかなんてのは、どうでもいいんです。自分にとって「サブカル」とはなにか。何故、サブ的なものを求めるのか。そのへんをもうちょい考えたい。

 

 

 

で、丸一日考えてみましたが、さらに混乱を極めまして笑。そもそも、たかが私ひとりの趣味に、これはメインでこれがサブなどと、いちいち規定することになんの意味があるのだろうか。この感覚を拡大すれば、そもそもなにと比較して、これが王道の文化で、これがサブカルで、なんていうのも一挙に曖昧になってくるわけです。昔からなんのことだかさっぱりわからないのに、サブカルがどうのこうのと皆で唱えてる感はあった気がするのですよ。


思うに、「サブカル」とは単に、「人に共感性を引き起こすための合言葉」じゃないでしょうか。「サブ」という言葉に含まれる脇道からそれた印象が、同志を募るための呼び水として使うエフェクトの一種に思えてくる。「ちょっと違うこと」をしたい人はどこにでもいるわけで、それを探すための便利な合言葉として「サブカル」がまだ生きている。そんなとこじゃないですか。


だいたい、文字を足したり、呼び変えることで、人からの反応を変えてモチベーションを集めるなんてよくある話です。はてなブログでは「純日記」を流行らそうとしてますが、なにが「純」なのか、本当は誰も分かっていない笑。けれど、「純日記」というワードに惹かれた人を集めて企画化することに成功している。これが単に「日記」だったらどうなっていたか。うまい合言葉を生み出せればカルチャーになる好例を垣間見てるのかもしれませんね。

 

youtu.be

まんまサブカルチャーニューオーダーの曲。