口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

ですます調に戻した理由。

ういえば、皆さまにはなんの説明もなしに、ブログの口調を「ですます調」に直しました。そもそもこのブログは初め、ですます調で書いてたんですよね。でも、今年の9月に突如、「新学期で、イメチェンで、断定口調なんだよ~」みたいなことを言い出したんだと思います。

 

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そして先月、高円寺で「不適応者の居場所」に参加した直後に書いたブログからあっさり、ですます調に戻っています。

 

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「東京でなんか盛られてきたの?」と思うかもしれませんが、そうじゃなく、やっぱり自分としては、ですます調が書きやすいなと思ったわけです。「○○だ」「○○である」という文体は、書いている本人としては結構、満足感が得やすい。「言い切っちゃったぜ」みたいな爽快感もある。ただ表現として配慮の足りないというか、なんとなく痒いところに手の届かない不器用さがあって、だんだん鼻についてきたんです。

 

あとは、私のアウトプットの仕方と、「ですます調」が合うのだと思います。以前、ブログを書いたり、他人のブログを読んだりするときに、音読をする習慣があるということを書きました。

 

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いま、この文章を書いているときもバリバリ音読してますが、わざわざ音読しながらやっているのにも理由があります。文章を書いているときに、私の脳内のイメージとして、たくさんの人の前で話をしている風景が思い浮かび、そのうえで文章を考えたり、組み立てたりしてるからです。

 

これは、どうなんでしょう。職業柄としてこういう方は他にいるんでしょうけど。ともかく、「人前で話している」イメージと共に文章を作っていくわけで、そうするとやっぱり「ですます調」の方が人に説明するのに向いています。たくさんの人の前で、「私は○○だ!」「これは○○なんだ!」と断定口調で喋っている人を見ると、この人、大丈夫かなぁと客観的には思いますしね。

 

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人前で話しているイメージは、ブログの読者が増えていくにつれて強くなってきました。最初は誰もいない、よくわからないところに向かって話していたのが、20人、30人と読者が増えていくにしたがい、学校の教室で黒板の前に立って話しているようなイメージが出てきました。それからさらに読者の方が増え、今や200人オーバーですし、検索とかツイッターからの流入を含めれば、潜在的にはそれ以上でしょう。

 

それで、最近の脳内イメージとしては「大学の大きな教室」が思い浮かびます。大きな黒板と教卓があり、そこに私が立っている。その前が傾斜になっていて、長机がたくさん並べてあり、ぎっしり人が座っている。前の席の方に座っているのは、いつも読んでくださっている読者の方で、こちらをまっすぐに見ている。

 

その後ろの方に、がやがやしているたくさん人たちがいて、隣の人と話したり、机に突っ伏して寝たり、たまにこっちの話を聞いたりしている。それから、出入り口から入ってきて、席に座るわけでもなく壁際で腕を組んで話を聞いたり、メモを取ったりする人がいる。ごくたまーにですが、カメラを持って教室に入ってきて、勝手に写真を撮られたりもする。

 

そんな風景の前で、自分はたどたどしく文章を頭で組み立ててき、言葉として発声しているわけです。なんというか、そうすることで、ブログの規模に合わせたイメージを掴み、自分を納得させようとしているんでしょうか。イメージの箱庭をつくっておく感じで。今後も読者が増えていけばこのイメージも変わっていくでしょう。とりあえずNHKホールを満杯にしようくらいの意気込みでやればいいんですかね。ひとり紅白かッ(一人ツッコミ)。