口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

居て欲しい人に自分がなれるように。

 

の日。なにか贈ったりしましたか。私は母親に、「IKEAのサメのぬいぐるみ、ちいかわのフィギィア、マスターグレードZガンダムバージョンカトキハジメ。この三つだったらどれがいい」と聞いたところ、「いずれも不要。あ、なにやら椅子がガタガタする」というので、ちょっくら家具屋をうろついたりしていました。


で、ちょうどいい感じの椅子があったので購入したものの、在庫の関係上、家に届くのが来月とかになるらしく、少々しくじった感があります。そのあたり、母の日当日に間に合うよう早めに手筈を整えとくのが大人ってもんでしょうが、まだまだそのあたり詰めの甘さを感じます。大人の階段をちょっと登ったら転がり落ちている。


あ、急に関係ない話ですが、ウチの近所でも大きなリュックを背負った海外の人をよく見かけるようになりました。有名な場所だけにいるとは限らず、地元の人間でも知ってる人そんないないんじゃないのっていうような史跡とか寺社仏閣をウロついてたりします。彼らのアンテナの広さには感心するばかりです。


ただそれで少々めんどくさいこともある。というのも私は変人なので人の寄りつかない所を散策する趣味があり、これまでは王様のように意気揚々と歩いていたのです。が、今年に入ってからはそういう場所で海外の方とばったり会うこともあり、しかもなにが気に入ったのか知りませんが、ニッコニコな笑顔を浮かべて話しかけきたりするのですよ。


  


こないだも黒岩虚空蔵尊という所に行ったら2人組の外国人がいて笑顔で話しかけてきたのですが、初めはなに言ってるかさっぱりわかりませんでした。互いにああでもないこうでもないとやってるうち、なんとなく、「この辺でうまいものあるんか?」ぐらいのことを聞いてるのはわかったので、翻訳アプリでやり取りしつつ、Googleマップを開いて、「このラーメン屋行ってみ。うまいで」と教えてあげるのがやっと。2人は颯爽とロードバイクで走り去っていきましたが、なんか妙な疲労が残りましたね。


もともと私は赤の他人から道を尋ねられたりしやすく、まさか外国人からもそうなのかという驚愕の事態を予感しつつあるのですが、こうなってくると、これは人生について回る宿命じゃないかとすら思えてきました。どうしよう。面倒だけど、これからも人に道を聞かれることを容認していくか。それとも、簡単に道を聞かれないような印象を自分に付与していくか。みたいなことを考えたりもします。


で、赤の他人から話しかけられやすいというと、「話しやすそう」というポジティブなイメージと、騙されやすいといったマイネスイメージともセットで捉えられるもので、ネットなんか眺めると、どちらかといえば改善すべきことのように書かれていたりもします。でも私自身は、それこそ道を尋ねたら丁寧に教えてくれそうな親切な人が好きなわけです。道に限らず、困った時に呼応し合える人というのは安心できるものですし。


そうした、他人に求めている性質を、自身は持つことを避ける。そういうのはちょっと、私には卑怯に感じるんですね。「こういう人がいてくれたら」という希望があるなら、それはある程度、自分自身で再現できるようになりたいとは思ってますし、それができているかの確認も、他人と関わってこないと実感が伴わないものでしょうね。ということで英語の勉強再開するかぁ〜めんどくせえけどって思ってるとこです。

 

今週のお題「おとなになったら」

 

youtu.be

マック・デマルコの最新アルバムより。心を揺さぶる懐かしさを伴う曲を作るのが上手い天才。