口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

浅草の人情に賭けるオフ会[承]

 

回より、こないだの11/3に開催したオフ会のことを書かせてもらっています。「起承転結」に当てはめて、全4回でお届けする予定ですが、急に私が熊とかに襲われて死んだら未完になるので、なるべく森とかに近づかないようにしたい。ということでやっていきましょう。


※先日いちど投稿したものを編集し直し、再投稿しています。

star-watch0705.hatenablog.co

 
上野駅で無事に集合し、浅草へ移動した私たちは、老舗「常寿司」で舌鼓を打ちました。そしたら気分が非常にいい感じになり、このまま雷門方面へ行こうぜって流れになりました。フラフラと昼さがりの浅草を徘徊する我ら。しかし、さすがインバウンドの聖地。周囲から聞こえてくるのは中国語に英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語その他、多種多様な言語です。え、ドイツ語とか聞き分けられるんですかって。こまけえこと言うな。


ともかく、ぎゅうぎゅうに人に揉まれて歩いていくと、割とすぐ見えてきた雷門。門の前では人々が写真を撮っています。300年くらい変わらない光景でしょうね、知らんけど。メンバーのひとり、ムッキーさんが、「おお……」と感慨深いような声を漏らしていました。

 
当然のようにみんなで集合写真も撮りました。で、私のどアップがこれ。他の人らはカメラ目線なのに、私だけいったいどこ見てやがるのか。視線の向こうでパンチラでも見えてたのかもしれない。
 
 
このまま仲見世を通って浅草寺へ。と思いましたが、カラーひよこさんが困惑して振り返るほどの人圧。なので、いったん脇道を通ってから境内に入ることにしました。体力的に不安のあるメンバーを励ましつつ、ジリジリと進んでいく我ら中年四人組。

 

 
空が抜けるように青く、そして暑い。この日の最高気温は25℃。周りの人は普通に半袖着てました。なんとか仁王門までやってきたものの、この先の本殿の様子は混沌を極めており、タバコ吸いたいってメンバーもいたので、いったんここから離脱。周辺を散策してから本殿を観ましょう、ということになりました。

 
浅草神社浅草寺に比べて人がそこまでいない。避難所。

 
浅草神社の裏手にある「被官稲荷神社」にて。お稲荷様を撮影するカラーひよこさんと、参拝を済ませたふぉんとさん。

 
ひよこさんが撮ってたお稲荷様を私も撮影。君、いい顔してるね。


私も参拝しました。(カラーひよこさん撮影)

 

 
そのあと、浅草寺の本殿に行ったのですが、なぜかほぼほぼ写真を撮ってない。ここで、ふぉんとさんが御神籤を引いてみたところ末吉だったそうです。「なんかあんまりいいこと書いてないな」とか仰ってた笑。まあ、失物とか縁談だとか、末吉ぐらいだと割とリアルなこと書いてますよね。これが大吉だと逆に嘘くさくなって不安になるのは私だけでしょうか。


我々は浅草寺のあまりの人の多さに辟易しつつあり、すでに疲労した人もいるため、そこから離れることにしました。そして、

 

 
神谷バーで軽いアフタヌーンティー(飲酒)を楽しみ……ここも常寿司同様、混んでた割にすんなり席に座れました。ムッキーさんが、「なんか、ぜんぜん歴史を感じない。ここがあの太宰治が通い詰めてた神谷バーなのか?」みたいなことを言ってた気がする。私も久しぶりに入ったけど、こんなにクリーンなファミレス感が強かったかなと思いました。ひよこさんも「まんまこれファミレスじゃん」とか言ってた。

伝統を感じるとすれば、レトロな店の外観と、名物の電気ブラン。そして、おそらくこれも長年変わらないであろう、店員さんの接客とか配膳のキビキビした感じから匂い立ってくるのかもしれません。

www.kamiya-bar.com

 

 

 
そのあとで、浅草の深淵ともいえる「浅草地下商店街」に行ってきました。是非是非、ここには連れてきたかった。1955年に開設され、すでに60年以上経過している、現状、「日本最古」の地下商店街。天井に配線がのたうち、壁のモルタルは朽ちかけ、地面にはところどころ謎の水が溜まっている。

 
地下という特性上、時代が風化せず、というか出来ずに、風化不良を起こしている。そんな「時空の煮凝り」が我々の前にお出しされた。案の定、カラーひよこさんが狂喜して、めっちゃ写真を撮りまくっていた。それで夢中になって、ご自分のX(元Twitter)のアカウントに来ていたDMを確認できなかったのでしょうか。私のアカウントの方にDMが連続で来てました。


その送り主はエルベ (id:elve)さん。実は、この日の19時ぐらいに合流予定のオフ会参加メンバーでしたが、その連絡にしては2時間ほども早い。何かあったのかと内容を確認すると、ひよこさんに連絡しても全く連絡がつながらない、どうなってんねんということでしたので、とりあえず、さっき行ったばかりの神谷バーの前で待っていてもらうことにし、私は地下道でフラフラしている皆を呼び集めて地上への階段を上っていたのです。次回へつづく。