口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

浅草の人情に賭けるオフ会[起]

 

ログ無更新クソ野郎になりかけてましたが、流石にそろそろやっていく所存です。ということで、前々から言ってたオフ会に行ってきました。で、なにをしてきたか。そりゃあ、酒を飲んだり寿司を食べたり、地下道を練り歩いたりもしましたよ。あと急に女性が参戦したりもしました。酒と地下道と男と女。ざっというとそんな感じ。


それはいいとして今回のタイトル、「浅草の人情に賭ける」とはなにか。まだオフ会の話し合いをしているとき、他の人から「飲む店、予約したほうがいいよ」って散々言われたのです。が、そこを私は、「でぇじょぶだ。オラ、予約しねーぞ」って突っぱねたわけなんです。だいたいが、浅草の食い物屋なんてのは戸を引いて顔だけいれて、「3人なんだけども通してちょんまげ」とかいうと、「んあ〜」とか言いながら女将がせっせと席を用意してくれるもんなんです。つうか、私がそういう体験をしてきた。


なもんですから、いまや超インバウンドスポットである浅草であろうと、私は彼の地の商魂を心から信じており、「予約ぅ? んなもんいらねぇんだよ、当たって砕けりゃいいじゃねえか。当たリャあグイと飲めば良し、砕けたら隅田川に流されリャあいい。ドウとでもならあ、てやんでぃ」と、私の中に住む江戸っ子が暴走。予約無しで美味そうな店に突撃することになったのです。予約なしで飲める=人情があると読む判定基準モンスターがここに生まれた。


てことで、しばらくオフ会のことを記事にしていきます。よろしゅう。
 

 
はい、いきなりどう見ても上野駅。11月3日の正午過ぎ、私はここに降り立った。飛んで来たかのようですが新幹線で来た。平行移動です。ここでオフ会メンバー3人と集合予定でした。2人とはすぐ合流できましたが、もう1人に会うのに手間取った。私が全く赤の他人に、その人の幻影を見て追いかけてしまったのです。全然違う人やった。すいませんでした。なんだかんだ全員と無事合流。とりあえず、お互いに生の顔をチラチラと眺めました。


集まったメンバーは、

◉ムッキーさん(id:mysl)……無気力オーラの漂う多趣味男性。木彫り細工・4コマ漫画作成・メタバース関連のイベント参加に励んでいる。

◉ふぉんとさん(id:fonttoto)……白髪の巨漢男性。遠目でも目立つ。普段は不調気味だが、何らかのイベントとなると精気がみなぎる人。ほぼ毎日ブログを書かれている。

カラーひよこさん……ひよこアイコンのブロガー。実際に会ったら、うん、普通のおじさんでした笑。サウナ、ラーメン、写真撮影を愛する人。メインブログの読者登録数が千人を超えている。

 

とりあえず、「そ、それじゃあ〜、浅草に移動しましょう。地下鉄乗り場はあっちでございまーす」と、なんだか引率の先生っぽい感じで、まだもじもじしているメンバーを率い銀座線で移動。田原町下車。浅草の中心地から離れてるのに、地上はかなりの人出。人種の坩堝感の只中、私たちは密着したり離れたりしながら進みました。生存戦略ってやつ。で、まずホテルに行って私の荷物を預かってもらい、それから皆で路地に入り込みました。多様な配線が入り乱れて美しい。


そして、

 
浅草の人情に賭けたい店の、まず一軒目に到着。常寿司さん。老舗中の老舗です。

asakusa.gr.jp


前述のとおり、言い出しっぺは私ですから、とりあえずお店の戸を開けて中を伺うと、ベリーベリーインバウンド。異国語が舞っている。8割がた海外のお客さん。店の親父さんが怪訝な表情で私を見る。不安にかられつつ、“Somos cuatro, ¿hay asientos disponibles? “と尋ねると、“Espera, lo abriré ahora.“と返ってきて、手際よく座敷を片付けてくれました。ほらぁ、私の言った通りだらう。(空席を)求めよ、さらば与えられん(マタイによる福音書第7章7節より)。

 

 
あれよあれよという間に、私たちの前に不可思議な照りを湛えた寿司が並び、それぞれが頼んだ酒も据えられ、万端の趣。これぞ人の夢さ。我々は飲みかつ食らいました。もうちょっとゆっくり味わえばいいのに、なんかあっという間に食べ尽くしてしまいました。寿司がべらぼうに美味かったのが悪い。


酒と食べ物が身に入ったことで、私たちは安心感に満ち、ようやく会話が弾みだしました。ブログのこと、お互いの生活のこと、体調のことなんかを話しました。ぶっちゃけ、これ、普段からX(元Twitter)のスペースで話してることと変わらなくねえか、と思いました。生スペースだ。でも、お互いに生身でこうして会えてるこの瞬間こそ感慨深い。店内のなんとも寂れた風情も相待り、一同、しみじみとした幸福感に包まれていたはずです。

 
大満足して外に出ると、そこここの柱に謎のたぬき。このあたりは「たぬき通り」と呼ばれており、商売繁盛のアイコンとしてたぬき像が鎮座、道行く人々を見守っているのです。いや、見守ってるっていうか騙せそうな奴を伺ってるんじゃなかろうか。そんなことを考えていると、「え、次はどっち行くの? あっち? 雷門?」と、カラーひよこさんが急かします。私はスゥ〜っと高級なすかしっ屁を放ちつつ、「そうっすね。行きますかぁ、雷門」と応えました。


ということで、次回は雷門の前でセクシーショットを撮ったりとか、地下街を練り歩いて大興奮したりしたことを書きたいと思います。つづく〜

 

www.color-hiyoko.com

え、この調子でまだ続くのかよ、だりぃ、という人はカラーひよこさんのブログ記事を読めばオフ会の全体がバッチし把握できますよ。写真もクオリティ高くておススメ。