先々を照らす旅の計画。

 

ないだのGWは久しぶりに温泉旅館に泊まってのんびりしてきました。ここんところ何かが欠けている気がしてたんですが、温泉に浸かったらピースがはまった感覚があります。よし、これであとニヶ月くらいは真人間でいけるな。で、そのあたりのことは同人誌の方にまとめてみましたので、もしよろしければご覧になってください。

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なんだかんだ宿泊したのって半年ぶりですか。例のオフ会以来ですね。

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実を言うと、去年はちょいと懐具合が厳しく、なかなか泊まりにも行けなかったのですが、おかげさまで今は資金的余裕が出てきたので、泊まれそうなところをちょうど調べているところです。一泊一万五千円ぐらいを目処に津々浦々をチェック中。しかし、私が泊まりたいところって微妙に寂れた場所が多いんですよね。古い温泉街でその旅館しかもうやってません、みたいな、下手すりゃ来年あたり潰れてそうなとこが多いんすよ笑。急がねば宿が消えてゆく。


今度泊まるとしたら、八月か九月ごろですか。海の近くの民宿もしくは標高の高い山あいにある湯治宿なんてどうだろうなんて考えてます。理想としては、四季に合わせてどこかしらに泊まれればいいなと思っていて、となると今年度はあと3回ぐらい宿泊する時間的余裕と資金を確保する必要がある。とか言いつつ、ついつい普段から酒を飲んだりラーメンを食べたりして、その資金的余裕を蝕んでいるのもまた自分なのです。精進せよ。

 

 


旅行に行くための資金や、時間の余裕があろうとなかろうと、計画を立てることは悪くないと思っています。実際に行くかどうかは置いておいて、旅行の計画さえ立てておけば、人生はぽつぽつと明るくなるというのが私の持論です。なんだったら、行く予定も資金の目処も立たない、広大なスケールの旅行計画を立ててしまうのも一興かなと。スケールの小さなものでも構わない。入ったことのないカフェに行くとか、降りたことの無い駅で降りてみるとか、なかなかいいんじゃないでしょうか。とりあえず思いつくままに計画を立ててみるのは面白いです。


それに、計画を立てておくことは「先を照らす」ことです。先が明るければ安心できますし、実際に自分の立てた計画が実行される日が近づいてくることへの期待感が、日々の負担を多少は軽やかにしてくれるところがある。誰にとっても、計画の目処がつかない日々ほど辛いものは無いと思いますが、むざむざそういう状況に飲まれるのが私は嫌なので、ある種の「お祓い」として旅行計画を立てている感覚があります。


自分も世の中もどうなっていくかわかりません。一寸先は霧です。でも、旅行の計画を立てれば、その部分だけは霧が晴れる感覚がある。ぼんやりと漠然とした行為ではなく、移動手段や宿泊先の指定といった、具体性の組み立てられたものであるからこそ、より明るく晴れ渡るように思えますね。三ヶ月後の自分は電車に揺られてあそこへ向かうのだ、と計画しておけば、もうすでにその時点で、心は先に旅を始めているのです。



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ここんところジョルジャ・スミスの最新アルバムがえらいかっこいいのでこればっかり聴いてる