ブログを書く習慣が半年以上続いている。このまま一生ブログを書きつづける人生になるかもしれぬ。人生最後に書くブログっていったいどんなものだろう。『朝、おかゆ食べたら超マズかった件』とかそんなのだろうか。
とりあえずいつも朝の七時に起きている。朝ごはんを食べ、勢いよく排便し、木刀を100回くらい無心で振った後、机に座ってパソコンと対面する。電源を入れないモニターに不気味な顔が映っていて誰この人怖いんだけどと思っていたら自分の顔で愕然とする。
まず、はてなブログにログイン。前日に下書きが済んでいたものがあれば、もう一度見直してみる。予約投稿はほぼしたことが無い。朝の冴えた頭でもう一度見直すと、たいてい訂正箇所が出てくるからだ。誤字脱字、文法の間違い、ておにはが狂っている、言い回しがくどい等、気にくわない所がわさわさ出てくる。昨日の自分なんてのはまるで信用ならない。
文章に手入れを施してから、満を持して投稿する。投稿して30秒くらいではてなスターを貰うと、「早ぇーよ」と叫ぶ。それから読者登録しているブログを巡回していく。皆さんひとりひとりの人生をひしひしと感じる。朝の時間はブログの投稿者が多く、誰かのブログを読んでいるうちに、すぐ投稿があったりするので忙しい。とりあえず読むのはほどほどにしておく。
それから自分のブログを書き始める。基本はPCでワードで書いてコピペするが、例えば趣味に偏った内容で、YouTubeとか他のブログを切り貼りするような作業が多い場合は、はてブの編集画面で直接作業をする。執筆時間は二時間を目安にしている。午前中に下書きが済んで、翌日に見直し作業すれば投稿できるくらいに仕上げられると、ベストだ。
でも、なかなかそううまくいくわけでもない。人間だもの。急にコーヒーが飲みたくなって台所に行ったら、床に昨日の味噌汁のワカメがこびりついているのが目につき、おもむろに掃除が始まったりする。作業途中で集中力が切れて、ツイッターを眺めたり、淫らな動画に目が釘付けになったりして、だらだらした時間が過ぎてしまう。
集中力が切れたなと思ったら、そこですっぱり作業はやめて別な事をする。読書とか筋トレとか、集中する対象が一つに絞られるものがいい。パソコンやスマホで、なにかひとつの作業に集中していたとしても、その背後に自分の欲望を掻き立てる魑魅魍魎が、常に蠢いているような感じがして落ち着かない。とにかく集中できる時間にパパっと作業して、欲望から逃げきってしまおうという意識でやっている。
午前中にブログが終わらなくても、午後の4時ごろに、もう一度集中力がアップする時間帯がやってくるので、そのとき頑張る。太陽が上っていく時間帯と下がっていく時間帯に、集中力のピークが来る。これはちょっと面白いなと勝手に思っている。
下書きと画像の貼り付けなどが済んだら、そこでブログの作業をいったん手放す。あとの作業は次の日に回す。これをひたすら繰り返していくのが私のブログ運営である。とりあえず、ポイントとしては、自分の集中力が持続する時間帯を見極めておき、効率的に作業すること。それから、完成したブログは一晩寝かせてから、改めて見直してみるということ。この見直しの作業によって、そのままシームレスに新たなブログを書く工程につながっていく。まあこんな感じです。
